Opera MobileでMIME Typeごとの振る舞いを変更する
Monday, 2. July 2007, 17:01:36
Orbがちょう便利
OrbというPCにある音楽や動画等のファイルを他の環境からインターネット経由でその環境に応じた形式で再生できるソフトウェアがあるのですが、これがかなり便利で最近よく使っています。
なんといってもWindowsにインストールするだけで面倒な設定は一切しなくてもいいという点が素晴らしい。サーバマシン側で要求される動作環境が高い点とセキュリティ上の懸念があるのは難ですが、定額で高速な回線を利用できる比較的ハイスペックなモバイル環境(例えばW-ZERO3やEM・ONE)を持っている方は、一度試してみるだけの価値はあると思います。
解説等はW-ZERO3 ツールMEMO - Orb 日本語版リリースが参考になります。
ところで、このOrbが便利なのはいいのですが、ストリームの形式をWindows Media形式等にしてファイルをOperaでダウンロードしようとするとその都度ファイルのダウンロードダイアログが開いてひっじょーに鬱陶しい! さらにファイルを開こうとした際にもいちいちファイルを上書きしてもいいかとかなんとか聞いてきていらいらさせられます。
もっとも、それらのいらいらはOperaの設定を変更することで解消できるので、その手順を詳しく解説します。
Opera MobileでMIME Typeごとの振る舞いを変更する
WebブラウザはWebサーバから送られてくるデータを基本的にMIME TypeというWebサーバから送られてきたデータの種類を示す文字列で判断し、その種類に応じた振る舞いを行います。例えばMIME Typeがtext/htmlならHTMLファイルとしてWebブラウザは解釈し、image/pngなら画像として表示を行うといった具合です。
で、一般的なWebブラウザはそのデータの種類による振る舞いをユーザが任意に変更することができるようになっています。例えば、データの種類がimage/pngだったら画像表示に特化したソフトウェアでファイルを開くといったようにですね。Opera Mobileでそれをやる場合は、設定を変更するためにテキストファイルを直接編集する必要があるのでちょっと面倒ですが、一度やっておけば変更することもほとんど無いはずなので必要ならば設定を編集しておくと後が楽です。設定方法も複雑なように見えますが、ちょこっとコピペするだけで終わりです。
編集方法は以下の通りです。
- Opera Mobileを終了する
- Opera Mobileのプロファイルディレクトリ(\Application Data\Opera\)にあるopera.iniをUTF-8対応のエディタで開く
- opera.iniのFile Typesセクションへ振る舞いを変更したいMIME Typeに応じた設定を追記する
設定の書式はデスクトップ版Operaと同じなのでそちらを参照してください。
シンタックスが少々複雑なので、GUIから設定を変更できるデスクトップ版のOperaで基本的な設定を生成して、それを必要な部分だけ編集し、Opera Mobileのopera.iniにコピーするのがてっとり早いと思います。
実例
MIME Typeがvideo/x-ms-asxのWindows Media形式のデータをWindows Media Playerに直接URLを渡して開く場合は
[File Types] video/x-ms-asx=7,\windows\wmplayer.exe,,,asx,|
でOK。
他にもMIMEタイプがaudio/x-scplsのWinamp形式のデータをTCPMPに直接URLを渡して開きたい場合は
[File Types] audio/x-scpls=7,\program files\tcpmp\player.exe,,,pls,|
これでいけます。
注意
ストリームを再生するソフトウェアの実行ファイルのパスは環境によって変わりますので適当に変更してください。また、誤って設定を行ってしまった場合は、最悪の場合Operaを再インストールするはめになるのでopera.iniのバックアップは必ず取るようにしてください。


How to use Quote function: