Opera for Wii 9.30リリース
Wednesday, 10. October 2007, 17:08:18
Wiiのファームウェア更新に合わせ、インターネットチャンネル(Opera for Wii)の最新ヴァージョンがリリースされました。ショッピングチャンネルから更新を行うことができます。
とりあえず、USBキーボード対応やテキストをコピーして検索する機能の追加など一般的な情報は他の方にまかせて、マニア向け情報だけ書きますよ!
ヴァージョンは9.10から一気に9.30へ。Buildナンバは2047-7と変則的な数字。User-Agent文字列はOpera/9.30 (Nintendo Wii; U; ; 2047-7; ja)
です。
一時間くらい触っただけなのではっきりしたことは言えませんが、今回のヴァージョンではレンダリングエンジン自体には大きな変更は入っていないようです。text-shadowの対応は以前からでしたし、APNGは動きません。Opera 9.50だとTwitterのテキストボックスに枠線が出るのですが、インターネットチャンネルでは表示されません。これはデスクトップ版Opera 9.23と同じなので、KestrelではなくMerlinをベースとしたエンジンを使っているのでしょうか。ヴァージョンだけ見るとそのように思えますが、今後ちゃんと検証してみたいと思います。
最も大きな変更はウィジェットへの対応です。
英語版のプレスリリースがすでに出ていますのでまずそちらを。
昨晩Operaウィジェットのページの日本語ヴァージョンが公開されましたが、それは今回のインターネットチャンネル対応の布石だったようです。
プレスリリースを見る限り、まだ開発者向けの限定的な対応とも読めますが、ウィジェットページからの起動
ボタンを押すとウィジェットのみが表示されるページに画面が切り替わり、ウィジェットを使うことができます。ウィジェットのダウンロードページをブックマークしておけば便利に使えますね。
二つほどウィジェットをダウンロードしてみました。
Calendarを表示してみたところ。デスクトップ版と遜色なく動いています。画面キャプチャを行える機材を持っていないのでケータイ写真ですみません。
Scientific Calculatorを使ってみたところ。ウィジェットのサイズが大きいため画面からはみ出ていますが、これくらいなら許容範囲でしょう。
一部のウィジェットはなかなかいい感じです。ただし、まだまだ完全にデスクトップ版のOperaと同じようにはいかない段階のようです。
Operaウィジェットのうち実用的なものを挙げよと問われれば、誰しもが第一に指を折るのはTwipperaでしょう(私は普段Twitterの更新にはTwitterIrcGatewayを使っていますが、TIGを使えない環境ではTwipperaは非常に重宝しとります)。で、早速インターネットチャンネルでこのTwipperaをダウンロードしようとしてみた……のですが、申し訳ございませんが、このウィジェットはあなたのデバイス/ブラウザでは承認されておりません
と書かれたページに転送され使う事ができませんでした。うーん……。
他にも、私がざっと試した限りだと、Artist's Sketchbook、SimAquarium、Circular Tetris、Chess+、Su do Kow、Unreal Soccerは利用できませんでした。WiiでDr. Prestoが遊べたら色々な意味で楽しいと思ったんですが、これも駄目。
また、Widgetizeも試してみたのですが、これもエラーが発生して使うことができません。
クオリティの高いウィジェットの多くは現在のところ使用不可のようで……まあ、ここら辺は時間の問題で、今後改善されていくでしょう。が、思うに開発者がみんなWiiを持っているわけではないのだから、開発者にWiiでテストしてからリリースしろというのは酷ですよね。WindowsやLinuxでテストするだけでどの環境でも問題なく動かないと、(死語だけどWrite Once, Run Anywhere的な)ウィジェットの利点を殺してしまうような気もするんですよね。Opera Softwareの方で安全性を確認している途中の段階ということなら別にいいのですが。
いきなり完璧を求めるのもそれもまた酷だし、デヴァイスの仕様上どうしようもない面もあるのでしょうが、ただでさえ数が少ないOperaウィジェットなので、評価の高いものはすぐに使えるようになったらいいなと思いました。今後の改善を強く期待します。
追記: 2007-10-11T13:27:24+09:00
日本語版のプレスリリースが出ました。

