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赤壁の戦い~映画『レッドクリフ』

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公開2日目、三國志最大の水上戦を描いた映画『レッドクリフ』(Red Cliff、赤壁)を観てきた。これがめちゃ面白かった。特に合戦の場面はさすがジョン・ウー監督というか、とにかく見せ場の連続で目が離せない。映像化された三國志というと中国中央電視台が制作したテレビ向けドラマを真っ先に思い出すけど、これは必見。


冒頭は時代背景の説明から。字幕版を観に行ったのにいきなり日本語で解説が聞こえてきてびっくりするけど、本編は中国語。「字幕: 戸田奈津子」と表示されてこれもびっくりするところだけど、翻訳者が別についているのも確認できる、和訳された台詞を元に字幕を付けていったのかな。

本編に入るといきなりのハイライト、長坂坡の戦いだ。始まって数分でフル・スロットル……容赦なし。その戦闘の最中、劉備の妻である糜夫人とその長子である阿斗(後の劉禅)が戦場に取り残される。夫人は赤子の阿斗を必死に守り続ける。そこへ趙雲が救出に現れるが、夫人は子を託し、井戸に身を投じるのであった……。

こういった描写にすんなりと物語に没頭できるのは、三國志を知ってる人だけでしょう。なにせ、何の説明もなく井戸に身を投げるんだから。もちろん演出や演技で伝わってくるようになってるけど、知らない人には分かりにくい。なぜ彼女は自殺したのか。「細川ガラシャは夫と家を守るために自分の胸を突かせ、自宅に火を放たせて壮絶な最期を遂げた」……中国人にとってはこれくらい有名な逸話なのかも知れないけど。ちなみにこの場面、その心情が痛いほど伝わってきて涙が出た。

そんな感じで、三國志を知っていれば楽しい場面が続く。「おお!」「あれ?」って、色々と興味深い展開。三國志を知ってる人同士で行くときっと楽しめるはず。

例えばこの写真……戦場に立つ武装した女性。彼女は孫権の妹である孫尚香。男勝りだとか何とか色々言われてるけど、この映画では遂に戦場へ。兄を奮い立たせたり、緒戦で敵を翻弄したり、色々活躍してくれる。台詞によれば、これからさらに引っかき回してくれそう。

そして題名にもなっている『赤壁』、これは part II にて。というわけで 今回の part I はその前哨戦までで、いよいよ佳境というところで幕が下りる。そんなわけで、世界一豪華な予告編でありました。恐らく今回観た人のほとんどが次回も観に行くんじゃないだろうか。2009年4月、いよいよ赤壁の戦い……『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』だ。

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