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映画『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』

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先日、映画『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』を鑑賞してきた。すごい良かった! 緊張と弛緩が絡みながら物語の最高潮になる火攻めの場面へと進む様は手に汗握った。風向きが変わる前後の緊迫感がたまらない。

赤壁の戦いは他にも様々な作品で描かれている。名場面も多い。この作品ではその場面を多重に組み合わせて連鎖させていた。


例えば火攻めの条件となる東南の風。諸葛亮(孔明)は呪術的儀式を行うのではなく、科学的に情報を収集し、予測する。敵方に投降した二将軍は地元の人間だから、当然それは知るところであろう。であれば彼らを排除しなければ天候を味方に出来ない。

そのため周瑜は彼らを暗殺する作戦を遂行、一方の諸葛亮は10万本の矢を調達する作戦を実行に移す。その際に二人は軍法の下に互いの首を賭けて作戦に臨む。諸葛亮が何故そこまでの状況に持ち込んだのかと言えば、彼の主君である劉備が周瑜の主君である孫権を裏切って陣を離れてしまった負い目があるから。

そして劉備の離脱も物語の伏線だし、小喬が敵陣に入るのも火攻めの時期を左右するのに一役買っている。一方で黄蓋が献策する苦肉の策などはあっさりと周瑜に却下されている。この映画は友情を主柱としているし、前述の流れに組み込めなかったんだろう。

場面を取捨選択して上手く組み合わせてあり、絡み合わせている。進行はリズムが良い。

でも気になる場面もある。

例えば曹操が地図を前に半生を振り返るところ。「私は負けを知らない」という台詞もあったけど、これははったりなのだと分かる。だがここで「公孫瓚を滅ぼし、袁術を征し……」とか呟くんだけど、お前じゃないだろ、と。しかも袁紹じゃなくて袁術かよ、と。それとも官渡の戦いを映画化するんだろうか。それならそれでいいけど!

孫尚香が敵陣営に潜入するのは物語的に有りだと思うけど、あの友情劇は安っぽいと感じた。泣ける場面なのは間違いないけど、個人的な感想としてはやはり陳腐。

でも終わってみれば大満足の映画。ビデオ化されたら是非また見てみたい作品だな。

ちなみにクライマックスの火計はすごい迫力。大火、爆発、火箭、突撃、特攻……。「やりすぎじゃないか」みたいな顔をする孫権たちが印象的。

最後に。今作の主題歌は前作より曲においても詞においても勝っていたと思う。素晴らしい。

Epica がミシュコルツ国際オペラ祭に出演したときの模様が作品に聖飢魔IIが新教典『Akuma Nativity “Songs Of The Sword”』を世界に発布

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