Web標準の日々 参加レポート
By keiki. Monday, 23. July 2007, 11:20:06
当日の様子は Choose Opera 日本支部の「フォトアルバム~Web標準の日々」にも掲載してありますのでこちらもあわせてご覧ください。
初日
7月15日(日曜日) 秋葉原 UDX 6階 Room 9
まずは1日目の会場であるUDX Room9 にて、右隣に W3C 慶応の皆さん、左隣には Mozilla Japan の皆さんが設営する真ん中へ Opera ブースを設置しました。(Mozillaさんはその後 廊下側にブースを移動)
Operaブースには背景としてオスロ本社でデザインしたA0サイズのポスターを4枚設置し、その前に展示用のデモ環境として Opera for Devices が動作する Nintendo Wii インターネットチャンネルやSonyのmylo、Opera for Desktop による Opera ウィジェット、それから Opera for Mobile がプリインストールされた KDDI AU の PCサイトビューアー、イーモバイル EM・ONEなどを動体展示し、普段なかなか一度に並べられることが少ないOpera搭載製品の実機を使ってマルチプラットフォームなブラウジングをしていただいたり、来場者へOperaのカンパニーブローシャやステッカーを配布したりしました。
ちなみに今回展示した4枚のポスターはこのイベントのために準備したもので、もともとは昨年オースティンで行われた SxS West の Operaブースで使ったものを日本語に翻訳したものが2枚と、私たちの新しいキャンペーン用タグライン『ウェブで遊ぼう(Play the Web)』と日本語サイトのURL jp.opera.com をモチーフにしたポスター2枚を並べました。展示会場となった UDX Room9 は合計200名以上収容することができる大きな部屋で、いくつかの人気セッションが開催されたこともあって多くの方がブースに訪れました。
Operaにとって初日のハイライトとなる表題セッションは秋葉原ダイビル7階にあるデジタルハリウッド Room 7 で行われました。今回の発表内容は前回 CSS Nite ウィジェット特集 で行った発表を再アレンジし、90分間のセミハンズオントレーニングという形式で再現し、セッションの目玉としてHefaによる30分のライブコーディングを披露しました。
そして今回の題材としたサンプルウィジェットのテーマは「チャットウィジェット」。当初の予定では参加者と一緒に完成したウィジェットを使ってチャットをして遊ぶつもりでしたが、残念ながら参加者の方でノートPCを持参した方が少なかったということと、館内の無線LANが不調だったこともあって実行できずに終わりました。
ただし怪我の功名として、残った時間の多くをQ&Aセッションに割くことができ、CSOのチャールズも交えて参加者とのあいだでOperaウィジェットについての活発な意見交換ができて、全体として有意義な90分となりました。
- ウェブ標準技術を使ったOperaウィジェット作成~セミハンズオントレーニング(市川発表資料):
http://files.myopera.com/keiki/files/Opera_Widget_WSD_070715.pdf
⇒ Docufarmで開く
- Hefa資料+ソースコード:
http://henrikfalck.com/cssnite/
- Ajax Messaging Library:
http://henrikfalck.com/messagelib/
2日目
7月16日(月曜日・海の日) 秋葉原 UDX 6階 Room 10
2日目の UDX はセッション会場が初目とは異なり Room10 と Room11 が利用された関係で、Operaブースも場所を変更し6階の廊下に設置することになりました。写真を掲載できないのでが残念ですが、廊下の窓際にならべたOperaポスターはなかなか壮観でしたよ。
Opera~Web standards everywhere すべてのデバイスへ オープンなウェブ標準技術を
13:00~14:30 UDX Room11 を会場に Opera Software 最高標準技術責任者(Chief Standards Officer)チャールズ・マクシネヴィルによるプレゼンテーションを行い、約40名ほどの来場者のかたがたへOperaが取り組んでいるウェブ標準化へ向けた各種活動を紹介することができました。
よく話題にのぼるW3Cでの活動だけでなく、HTTP, Mail, TLS などインターネットの基盤となる基本プロトコルを制定しているIETF、携帯電話向けウェブ仕様の規格を制定しているOMA、Javascriptの上位互換スクリプト言語として有名なECMAScriptを制定しているECMA、HTML5で最近有名になりつつあるWHAT-WGなど、普段あまり触れられることのない標準化団体と、それらで実現を進めている最新技術を、制定する側の裏事情とともに発表しました。
手前味噌ながら、Web標準のメリットと裏側に潜む落とし穴、標準化作業の苦労話とともに、日夜実現を目指している理想の世界観を紹介できた良いセッションになったのではないかと思います。(「Standards for cool tools」と題されたチャールズの発表資料は後日公開予定)
ある意味で今回のイベントの目玉セッションとなった表題のパネルディスカッション。立ち見も出るなか満員のRoom11で行われました。以前、同様のセッションが米国で行われたことはありましたが、日本国内においては本邦初の試みとなりました。
客観的な感想は参加者が投稿している各ブログ記事にゆだねるとして、OperaとしてはWeb標準技術に対する取り組みと、企業姿勢を多くの方に伝えることができる機会ができてとても有意義でした。この困難な企画をモデレーターとして取り仕切ってくれたミツエーリンクスの木達さんには“言いだしっぺ”として心から感謝したいと思います。
そして最後はOperaユーザを交えたお楽しみ企画、コーディングコンテスト優勝者の皆さんとのディナーパーティとなりました。
個人的にもいつも実際に手を動かし、汗を流して日本のウェブサイトを日々構築しているウェブデベロッパーの皆さんと直接対話できたことで、皆さんの勤勉さや涙ながらの苦労、そして未来へ向けた可能性を身にしみて感じることができ、あらためて、心の底からその創造性に敬意を表するとともに、今後ますます緊密なコミュニケーションをとっていきたいとの感慨に思い至りました。
Operaはウェブデベロッパーによるこのような活動を可能な限りサポートし、これからも応援し続けていきます。Web標準技術によるオープンで洗練されたインターネットを一緒に構築していきましょう

http://my.opera.com/keiki/blog/card-widget
By keiki, # 23. July 2007, 12:40:44
(和文)
http://my.opera.com/keiki/blog/acsii-codezine-interview
(英文)
http://my.opera.com/chooseopera/blog/the-days-of-web-standards-event-report-from-tokyo-japan
By keiki, # 26. July 2007, 05:12:19