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マーガリン=プラスチック?=トランス脂肪酸

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聞きかじりでバターかマーガリンだったかが顕微鏡で見るとまるでプラスチックの構造と同じ様なものだから食べるべきでは無いというのを淡く知っていたので、そういうパンに塗る固形油は買わずに数年いたのですが、ふと思い出しちょっと調べてみたら植物油の固形=マーガリンがプラスチックみたいなものだと判りました。
果たしてそれはどういう事なの?と問うならば…。

体の中に入って分解する時間がかかるのは分子の結合が強い「飽和脂肪酸」の多い動物性バターである、という事はバターのほうがカロリーが高いし単純に言えば粘性油により血液ドロドロになるという事なので、バターより飽和脂肪酸もカロリーも低く解け易い植物性マーガリンにしましょうという話なのですが、しかしもっと良いのは魚の油。氷点下な海の中でも凍らずに生きていられるのは分子の結合が弱い「不飽和脂肪酸」を多く含んでいる為なのですが結合が弱いという事は腐り易いという事に他ならず。粘性も弱いという事は高温では蒸発し易いので使いづらい。
固まり易い「飽和脂肪酸」と固まり難い「不飽和脂肪酸」でも使い勝手が良いのは調理過程で溶けて常温で溶けない飽和脂肪酸があるほう。バターとマーガリンでは健康志向的にマーガリン、だからパンに塗るとか加工する為には固形である植物性マーガリンと動物性バターがあるのですが、まあ低カロリーな植物性マーガリンを選択するのは賢い選択ですかね。

しかし植物性マーガリンはまだ固まり難いし腐り易いという点が残っていて、そこでこれを両立させるにはどうするかというと、固まり難い不飽和脂肪酸を固まり易い飽和脂肪酸にして安定した状態にさせるという処方が用いられているのです。
そこでマーガリンに水素添加という事を行ない、マーガリン内にある不飽和脂肪酸の一部を飽和脂肪酸に替えるのですが、それだけだったらただ植物性マーガリンが動物性バターに近付くだけかと思うではないですか。しかし不飽和脂肪酸を水素添加されても飽和脂肪酸にならずに一定数トランス型という不飽和脂肪酸に変化し、このトランス脂肪酸というもののほうが飽和脂肪酸よりも体に悪いという話が明らかになっているのです。そしてこの状態こそが「マーガリンはプラスチックみたいなもの」と云われる所以でもあるのですね。

トランス脂肪酸は体の中で炎症を起こすという物騒な言われ方をしている場合もありますが、それはドイツで最初に慢性炎症疾患の出現とマーガリンの関係性が指摘されたので規制が始まった訳ですが。
本当か嘘かは話半分な所で立証された訳では無いのですが血液にドロドロ油が取り込まれる為か、ぼけ易くなったりアレルギーになる原因の一つなのではないかとされていたり、心臓病に罹りやすくなるとかあらゆる要因を懸念されていますが、これらがトランス脂肪酸を「狂った脂肪」と呼んでいる所以でもありますが、踊り狂うトランス・ミュージックと掛けているという事では無いでしょうけれどもね。

話半分でも君子危うきに近寄らずという事でトランス脂肪酸を避けるのが体には良いという事。他の食物にも気を遣ってはいましたが植物性油の中にはトランス脂肪酸が潜まれているという健康志向の人々にとってはトロイの木馬のような真実をもっと広く知る必要があるでしょうねえ。

ではトランス脂肪酸を避けるにはどの様な食品を取捨選択するべきかと問うならば…。

液体の調理用植物油でも腐らないようにと飽和脂肪酸何%と書かれており、それはイコール水素添加のパーセンテージでトランス脂肪酸を含んでいるのは自明の理。
またコーヒーに入れる小分けのミルクも腐らせず長持ちさせるため水素添加が行なわれているようです。パッケージを見ると確かに植物性油脂を使用していると明記されています。半生と威張っているカレールーなどもそうで、腐らず長持ちする商品のパッケージに書かれている「植物性脂肪分」は疑ってかかって間違いないというところでしょうか。
古い油は体に良く無いというのは、何度も高温にすると酸化油となってその中にはトランス脂肪酸に変化したものが多く含まれているからだそうで、古い油も要注意と。
そしてマーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、アイスクリーム、油で揚げたようなお菓子も注意すべしという事ですが。

全てを避ける事は不可能だとは思いますが低減する事は出来ると思いますので、アブラものを食べるのであれば元から健康的で無いのは明らかな訳で、豚の脂だってコレステロールを気にしなければならない訳で、それだったらベジタリアンに勝る物は無いのですが、ならば植物性の油を含む物は取り敢えず避けたほうが無難。お店の総菜なんかも植物性油を使っている場合がある為買うのであったら動物性の油を使っているもののほうが良い、という事は豚のラードから作ったような油で揚げた物を選んだほうが良いということですね。

オレイン酸を含んでいる物は名称オレイン酸の由来がオリーヴオイルからあり、オリーブオイルはエクストラヴァージンオリーヴオイルが尚良いと言っているようなものでパンへ塗るにはオリーヴオイルがおススメなのかもしれません。しかしいかんせん値段の高さは避けられないのですが。
パーム油は植物性ながら常温では固体化し易く、パーム油を配合と明記している商品はトランス脂肪酸を減らす努力をしていると思って間違いないので購入するに値する商品と言えます。
また「圧搾絞り」や「コールドプレス」と明記してあるとそれはつまり高温に晒していないという事は水素添加をしていないという判断が出来ます。という事はトランス脂肪酸も少ないということですね。

マクドナルドでの水素添加された油で揚げられたポテトはプラスチックでくるまれているようなモノで、二カ月経っても腐らないとかいう話がかつて有りましたが、しかしそれってまるでプラモデルみたいなものですね。プラモデルを食べているのであればそりゃあ身体に悪いですわ。今はどうか判りませんが、改正しているのならばそれなりの主張はしていると思われるのでやはり今も?
しかしモスバーガーの油はなたね油とパーム油を使っているらしいのでトランス脂肪酸は古い油でなければ心配には値しない数値の模様。

最近コンビニエンスストアの流行は健康志向というステージに移りつつありますが、それでもちゃんと明文化されている諸外国に比べたらまだまだであったり、すぐに止めたりとかがあるので取り敢えずトランス脂肪酸を避けるためには植物性油脂に気を付けましょうということです。

最近NYのレストランに対してトランス脂肪酸を含む食品の使用を禁止するとした模様ですが、全面的に禁止なんて日本では到底出来ない状態なので取り敢えずはマーガリンやファットスプレッドは避ける、クリームポーションは使わない、それ即ち腐りにくい物は体内に入れないというが正しいというところでしょうかね。

雑記(指折りの数々)。雑記(連なる残像)。

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