「富士登山勉強会」に出席してきた
Tuesday, October 8, 2013 6:24:58 AM
言っているのかわからなかったが、ミナールもまた答えることはなかった。マスターピース バッグ
「それよりだ、貴様に伝えることがある。私が潜入していて気づいたことと、先ほどやつらにこっそり使い魔をつけていて聞いた話だがな」
「使い魔?」
「私の使い魔は小さいからな、奴らにすら気取られん。奴らの名前がわかったぞ。耳を貸せ」
この場には既にイライザしかおらず――いや、実は『犬』もいたのだが、彼は少し離れた場所に待機していたのだ――にも関わらずミナールはエルザに耳打ちをした。彼が潜入先で得た情報はミナールですら困惑する様なものだったのだ。敵の名前と、ミナールが潜入先で得たその内容を聞いて、思わず仰天するエルザ。
「ええ!?」
「声が大きいぞ」
「す、すみません」
「心配せずとも私もまた困惑している。だがこれが事実だ」
「この情報が真実なら中原は滅びますよ」
「既に手遅れかも知れん、火の手は上がっているのだからな。だがその判断をするのは私達ではなく最高教主であり、各国の王達だ。私達がしてもしょうのない心配ではある」
「それはそうですが」
「それよりも、しかとこの情報をミリアザールに伝えろ。心配せずとも奴ならいい手を打てるさ。それに奴らの名前。アノーマリー、サイレンス、ティタニア。ティタニアは伝説上の人物のようだが、ミリアザールなら同時期に活動していただろう。何か知っているかもしれん。対策を聞いておけ。では私はもう行く」
「確かにお伝えいたします。大司教もご武運を」
「うむ」
その言葉を残し去ろうとするミナール。だがその足をピタリと止めると、振り返ることなく言葉をつないだ。
「見返りの話だがな」
「は?」
「深緑宮で取れる葉で淹れる紅茶はなかなかいい。今度付き合え」
「それはデートのお誘いでしょうか?」
エルザはさっきの仕返しとばかりに意地の悪い質問をした。だが返ってきた答えはさらに意地が悪かった。
「そう取ってもらって構わん」
「はあっ?」porter 財布
「ではな」
それきり姿を消したミナール。一度彼が姿を消してしまえば気配すら察知はできない。だからこそ先ほどあの3人にも気付かれなかったのだから。
残されたエルザは呆然とするばかりである。
「だったら顔くらいみせなさいよ、まったく。それとも思ったより照れ屋なのかしら?」
答える声はない。冗談なのかとも一瞬思ったエルザだが、真実誘いだとしても不思議とそう悪い気はしなかった。年の頃は親子程も差があったが、エルザはもともとそういったことを気にするタイプではない。
そしてエルザも気を取り直してイライザの方を振り返ったが、既に彼女は立ちあがり、残った荷物からあり合わせの布を使い、大切な部分が隠れるようにはしていた。既に震えは止まっている。
「イライザ、平気ではないわよね」
「いえ、エルザ様。私は既に正気です。先ほどは戦闘中だというのに、取り乱して申し訳ありませんでした。もっとも恐怖が収まったというより、恐怖が限界を通り越したという情けない状態ですが」
自嘲気味に笑うイライザ。その顔は寂しげで、洞穴に入る前は決してこんな顔をしなかった。短期間でなんて表情をするようになったのだとエルザは悲しく思ったが、既に起きたことは変えられない。
「怖がることは恥ではないわ。まして私達は女なのだから」
「そう、でしょうか?」
「そうよ。怖さを知らない勇気は蛮勇としか言わない。本当の勇気とはそのようなものではないわ」
「私にはまだ勇気のなんたるかもわかりませんが、一つだけわかったことが」
「なにかしら」
エルザが心配そうに問いかけ
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「それよりだ、貴様に伝えることがある。私が潜入していて気づいたことと、先ほどやつらにこっそり使い魔をつけていて聞いた話だがな」
「使い魔?」
「私の使い魔は小さいからな、奴らにすら気取られん。奴らの名前がわかったぞ。耳を貸せ」
この場には既にイライザしかおらず――いや、実は『犬』もいたのだが、彼は少し離れた場所に待機していたのだ――にも関わらずミナールはエルザに耳打ちをした。彼が潜入先で得た情報はミナールですら困惑する様なものだったのだ。敵の名前と、ミナールが潜入先で得たその内容を聞いて、思わず仰天するエルザ。
「ええ!?」
「声が大きいぞ」
「す、すみません」
「心配せずとも私もまた困惑している。だがこれが事実だ」
「この情報が真実なら中原は滅びますよ」
「既に手遅れかも知れん、火の手は上がっているのだからな。だがその判断をするのは私達ではなく最高教主であり、各国の王達だ。私達がしてもしょうのない心配ではある」
「それはそうですが」
「それよりも、しかとこの情報をミリアザールに伝えろ。心配せずとも奴ならいい手を打てるさ。それに奴らの名前。アノーマリー、サイレンス、ティタニア。ティタニアは伝説上の人物のようだが、ミリアザールなら同時期に活動していただろう。何か知っているかもしれん。対策を聞いておけ。では私はもう行く」
「確かにお伝えいたします。大司教もご武運を」
「うむ」
その言葉を残し去ろうとするミナール。だがその足をピタリと止めると、振り返ることなく言葉をつないだ。
「見返りの話だがな」
「は?」
「深緑宮で取れる葉で淹れる紅茶はなかなかいい。今度付き合え」
「それはデートのお誘いでしょうか?」
エルザはさっきの仕返しとばかりに意地の悪い質問をした。だが返ってきた答えはさらに意地が悪かった。
「そう取ってもらって構わん」
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「ではな」
それきり姿を消したミナール。一度彼が姿を消してしまえば気配すら察知はできない。だからこそ先ほどあの3人にも気付かれなかったのだから。
残されたエルザは呆然とするばかりである。
「だったら顔くらいみせなさいよ、まったく。それとも思ったより照れ屋なのかしら?」
答える声はない。冗談なのかとも一瞬思ったエルザだが、真実誘いだとしても不思議とそう悪い気はしなかった。年の頃は親子程も差があったが、エルザはもともとそういったことを気にするタイプではない。
そしてエルザも気を取り直してイライザの方を振り返ったが、既に彼女は立ちあがり、残った荷物からあり合わせの布を使い、大切な部分が隠れるようにはしていた。既に震えは止まっている。
「イライザ、平気ではないわよね」
「いえ、エルザ様。私は既に正気です。先ほどは戦闘中だというのに、取り乱して申し訳ありませんでした。もっとも恐怖が収まったというより、恐怖が限界を通り越したという情けない状態ですが」
自嘲気味に笑うイライザ。その顔は寂しげで、洞穴に入る前は決してこんな顔をしなかった。短期間でなんて表情をするようになったのだとエルザは悲しく思ったが、既に起きたことは変えられない。
「怖がることは恥ではないわ。まして私達は女なのだから」
「そう、でしょうか?」
「そうよ。怖さを知らない勇気は蛮勇としか言わない。本当の勇気とはそのようなものではないわ」
「私にはまだ勇気のなんたるかもわかりませんが、一つだけわかったことが」
「なにかしら」
エルザが心配そうに問いかけ
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