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宮前真樹 衝撃告



 口々に出てくる真様や講義への不満を時に叱り、訂正し、宥め、同調し、慰めながら彼らをあやしていく。もう大分この作業も慣れたな。今日は流石にいつもよりも泣き言が多いが。

 だが、新しく参加したレンブラント氏の姉妹二人からはそれらしい不満などは出てこない。初参加で真様に散々挫折を叩き込まれた筈だが?

 二人は呼吸を整え終えて今は装備の点検をしていた。puma 大阪

「シフさん、それにユーノさん。どうでしたか? 続けられそうですか?」

「あ、ええと。識さん、でしたよね。大丈夫です。私もユーノも来週からも来ます」

「うん、これからだよね! 絶対続けるんだから!」

 おや、驚いた。どうやらフォローが要らない。中々芯が強いのだな。瞳から感じる意思が挫けていない。いやもう立ち直り始めているのか。どちらにせよ、温い性格で無いと言うのはこちらも楽で良い。

 うむ、噂では困った姉妹のようだったが、当てにならんな。これは教え甲斐もありそうだ。

 夕刻か夜になるだろうが、真様と一緒に今度は商会のお得意先の娘としても会う事になるだろうが、良い関係を築けそうに思う。ああそうだ、事務室で二人の住まいも聞いておいた方が良いな。真様は恐らく直接ゴテツに向かわれただろう。

 見れば五人も集まって強敵の分析を始めたようだ。困った子達だ、これは次の講義へは出ない心算満々だな。

「シフさん、それにユーノさんも意見聞きたいんだけど、良いかな?」

 アベリアが二人を誘う。直接戦っていなくても自分たちがミスティオリザードに感じた印象への意見が欲しいのだろう。二人の迷惑を考えていないが、まあ意欲は歓迎できる。

 講義の前にあった、わだかまりのような感情は今の五人には見えない。酷くやられた事もあるのだろうし、これで完全に打ち解けるとも思えないが、関係を持つ上での切っ掛けにもなりそうだ。悪い噂よりも今自分たちに必要だと思う事を実行できるのは、若さ故だろう。

「ええ、私達で良かったら是非!」

「念の為に次は空けておいて良かったね、お姉ちゃん!」

 成る程、一応厳しいと噂される講義への対策は初めてなりにしていたわけか。しかし実に真っ直ぐに笑う。これで腹黒なら天性の魔性としか思えぬが、恐らくは噂が間違いであるか。puma king

 本格的に真様のお楽しみ講義についての検討が始まった。真様から助言はしないように言われているので、私は黙っておくしかない。意欲があるのは、学徒として好ましい事と思う。ひよこなりに上を見ようとしている姿は健気でもあるし。

 そういう事ならば仕方が無い。真様の言われた注意、今回は大目に見てやるとしよう。次の講義への参加については私は何も見ていないと言う事で。

 私は何も言わずに去り、事務室で用事を済ませてから真様と落ち合う場所へと向かう。

 ここからは少し、嫌な話になるかもしれない。穏やかであろうと心がけた笑顔が少し強張るのが自分でもわかる。あの女、一体何の目的でこの学園都市に訪れたのだろう。

[ここだ]

 ゴテツに案内する。開店直後に訪れたおかげもあって人はまだ誰もいない。後一時間程で昼食の客で賑わうから今は嵐の前の静けさ、だね。

 クズノハ商会に連れて行っても良かったんだけど、一応僕達の拠点みたいな物だから素性の怪しいのはいきなり連れて行きたくなかった。当初食事に来る予定だったこのゴテツで話をする事にした。

 識が生徒のフォローを終えてレンブラント姉妹の住所を調べてからここに来るとして、丁度昼頃になるかな。鍋は時間経過で味も変わるから、注文は
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