東京都美術館に行って来た。
Monday, August 13, 2007 2:30:44 AM
目的は「トプカプ宮殿の至宝展」を見る為に。以前ここでも書いたかと思うのだがトプカプ宮殿のキュレーターに知り合いがいて、今回この至宝展にあわせて来日している。
で、どうせだったらキュレーターに解説してもらいながら至宝展を巡りたい、という我々の我侭を快諾してくれて昨日実現する運びとなった。
10:45分 待ち合わせの上野駅公園口に到着すると物凄い混雑ぶり。恐らく動物園が目的だろう家族連れが多数いた。
ゾロゾロと歩きながらやがて東京都美術館に行くため木立の中を抜けると日差しが遮られ、驚くほど涼しい風が。
やはり上野恩賜公園は緑が多くて素晴らしいロケーションである。
さて入口では私たちの到着を待っていてくれたキュレーターの彼と早速展示ホールに入っていく。
様々な展示物を見ながらトルコ帝国がどのような歴史をたどってきたのかを説明してくれた。
君主スルタンと彼を取り巻くハレムの宮廷女性達の豪華絢爛な宝飾物は目を見張るものがあった。
そして特筆すべきはその装飾品に用いられた宝石類。金はもとよりエメラルド・ルビー、そしてダイヤモンド。
これらがまさに「ごろごろ」とちりばめられているのである。何故「ごろごろ」という表現なのかというと、確かに金などの装飾は細やかで繊細なのだが、そこにはめ込まれている宝石類は綺麗にカッティングされていないものが多い。
当時はその輝き、よりも「パワーストーン」としての意味合いが大きかったのではないか?と思われるほどである。
それでかもしれないが、そういった展示物の前に立つと鳥肌が立ってしまった。今回の至宝展の目玉である262カラットのエメラルドが施されているターバン飾りなどは、そのエメラルドの周りに本当に無造作にダイヤモンドが散りばめられているし、黄金のゆりかごの前では信じられないが重厚なオーラというか凄まじい「気」を感じたほどである。
うまく言葉が見付からないのだが、あまりの無造作の大粒ダイヤに、その圧倒的な財力、というか国力・権力を感じずにはいられなかった。
ちなみに後で調べてみるとダイヤモンドのカットで有名なブリリアントカットが生まれたのが1900年前半。トルコの最も繁栄した時代が16世紀なので、そう考えると時代的に納得がいくのかもしれない。
全て見終わった感想なのだが、本当に素晴らしかった。時間のある方は是非見てもらいたい。
キュレーターの彼もいっていたが、本来はトプカプ宮殿から出さないものも今回展示してある。9月24日まで(月曜休館)、オススメです。









