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heartland

I just write as my heart says.

Lovely 第36話 delight

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涙に強い思いはすべて流れてしまって、私の中に今あるのは夜明けの星のようにかすかに瞬く光だけ。幾夜も続いた眠れぬ夜のせいで脳髄から痺れるように頭が重い。その頭で私はまだその光について考え続ける。あの光は何だろう。いまだ消えずにあるあの光は何だろう。あの光を見るたびに私の胸に湧き上る深い喜びは何のためだろう。
「愛していると一度言ってくれたからね」
左の手のひらに右手の指で「愛している」の文字を二回書いて、そのまま手のひらを自分の頬に押し当てた。両手は疲労で冷え切っている。頬は燃えるように熱い。
「愛しているって」
そうだ。私の中の光は彼の言葉だ。いいや、彼自身だ。彼の言葉が途切れても、彼の気持ちが私になくても、雲にいくら遮られても星は光を放ちながらそこにあるように、私の光は涙の霧に瞬きながらもまだそこにある。
「そうね、私は自分で繰り返せる」
光が私の手元に届けば、私はその光を何度でも思い返せる。記憶の中の光は消えない。
「彼さえいれば、私の思いは消えずに残る。私の思いが残れば、彼の思い出は消えない」
光を失わないこと。この喜びが彼の言葉を思い返すたびに私の心に蘇る。
「愛していると一度言ってくれたからね」
頬に押し当てた自分の両手に涙がまた落ちる。だが、この光で私の視界が曇ることはもうない。私はもう迷わない。道を失わない限り歩き続けられる喜びが新たな光となって、次の道を私に示す。

求愛湖水

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