Lovely 第41話 heat
Thursday, 21. August 2008, 07:14:39
僕との恋に思い悩んでやつれてしまって、彼女は傍から見ていて声が出ないほどの沈んだ肌の色をしている。その頬に赤みのさすことはない。やつれた肌に頬紅を乗せて口紅を塗って彼女は冷たい体に火を取り戻そうとする。それもこの雨の前ではまったくの無益だ。水滴に頬紅は流れ、震える唇から色は失われる。
「寒くない?」
「別に」
彼女は傘を差したがらない。すぐにやむはずだと言い張って、少しの距離ならそのまま歩き始める。
「寒くないわ。変ね。皆、今日は寒いって言っているのに」
僕が彼女の両手を取ると、やはり氷のように冷え切っている。
「冷たいよ。顔も」
手の甲で彼女の頬に触れると、雨に濡れた頬が細かく痙攣していた。右手の人差し指で鼻の先に触れる。ここも冷たい。
「寒くないわ」
「本当に?震えているよ…。どうして寒くないの」
「わからない。寒くないのよ」
きっと、私はあなたよりずっと冷たい人間なのよ。人間より雨に近いんだわ。
「こうしてあなたに触れられていても、何も感じないの」
あなたの熱が私に移ればいいのに。
「そうしたら、あなたも幾分か冷たい人間になってしまうのかしら。それは嫌だわ」
彼女は僕に両手を差し出す。
「それでも、私はあなたに抱いていてほしいわ」
「寒くない?」
「別に」
彼女は傘を差したがらない。すぐにやむはずだと言い張って、少しの距離ならそのまま歩き始める。
「寒くないわ。変ね。皆、今日は寒いって言っているのに」
僕が彼女の両手を取ると、やはり氷のように冷え切っている。
「冷たいよ。顔も」
手の甲で彼女の頬に触れると、雨に濡れた頬が細かく痙攣していた。右手の人差し指で鼻の先に触れる。ここも冷たい。
「寒くないわ」
「本当に?震えているよ…。どうして寒くないの」
「わからない。寒くないのよ」
きっと、私はあなたよりずっと冷たい人間なのよ。人間より雨に近いんだわ。
「こうしてあなたに触れられていても、何も感じないの」
あなたの熱が私に移ればいいのに。
「そうしたら、あなたも幾分か冷たい人間になってしまうのかしら。それは嫌だわ」
彼女は僕に両手を差し出す。
「それでも、私はあなたに抱いていてほしいわ」


逃げたいと思う心からも逃げたいのに
思い出の中で笑うあなたさえ思い出になった
そして私はまた私を探す
Azusaさんの言葉を見ていたら、こんな詩が書きたくなりました。
自分のBlogとかないもので・・・。
毎日更新するって大変ではないですか?
By Kenzbb, # 22. August 2008, 04:52:25
更新は気が向いたときにするようにしています。
今月はたまたまよく更新していますが、
履歴を見ると月に1回の投稿のときもあったりします。
書けないときには何も書けないので…。
By heartland, # 22. August 2008, 08:48:17