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heartland

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土佐水木を見つけた

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新しい家のすぐ近くに植栽として栽培されている。東京は花が少ないが、春には街路に小さな花が多く見られて少し嬉しい。

寒緋桜しか咲かない

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寒い寒いと言っていたら花も冬に逆戻り。白い桜はまだ十日も先らしい。

写真は上野公園の寒緋桜。寒緋桜は散々文章のネタにしてきたが、本物を見るのは実は初めてだ。色も寒さに凍えて縮こまる蕾も、桜茶の中に浮かんでいる塩漬けの桜のようだ。そう言えば東京ではつい先日、塩代わりの初雪が降ったのだ。

木蓮の花が盛り

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私に春を告げる花は木蓮。厚く大きな花弁と、口説くないが力強い芳香、散り際の潔さと、本当に美しい花だと思う。

木蓮の花は不思議だ。風も土も冷たい冬の終わりに、春のにおいを感じて突然咲き始める。幼い頃、木蓮の花はどうして咲くのか不思議だった。木蓮の根本にはアレロパシーのため下草が生えない。土は冷たいままだ。葉もまだないから枝も誰も守ってくれない。その中で、木蓮は柔らかい産毛の生えた蕾をむくむくと膨らませ、幼児の歯茎から白い乳歯が覗くように透明な花弁を伸ばす。螺旋状に伸びた蕾は、はっとこちらが気がつくまでのほんの数時間のうちに花開いて私をいつも驚かせた。そして散るのも早い。桜より格段に花弁が大きいため、どうしても散るときの印象ばかり木蓮にはついて回る。

あの枝の格好も好きだ。無骨な灰色の樹皮に、どうやっても整わない樹形。我儘放題に夏秋冬と過ごしておいて、春の始めだけいい格好をしてみせる。木蓮の木に若し性別があるのだとしたら、大体の木は洒脱な男爵か、行き遅れの貴婦人だといつも考えていた。

柊南天の花

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日が伸びてにわかに春めいてきたと思ったら、柊南天が黄色の可愛い花をいっぱいにつけていた。去年気づかなかったのは、花を見る前に春が終わっていたからだろう。

少し調べてみたところ、柊南天は日本古来の植物ではなく江戸時代に中国から輸入されたものだそうだ。葉が柊、実が南天に似ていることからこの名前が付いたらしい。しかし、秋に私の見た実はブルーベリーのような深い青紫色で、南天の赤い色とは少し違っていた。

写真は夕方に撮ったものなので、少し黄色が強く写っている。実際にはもう少し淡く、色は蝋梅や福寿草より薄い黄色。