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shoot the breeze

nuts!

2008 7 18



そろそろ キミの手を掴んで

ボクの この胸のうち 伝えておこうか

ぼろぼろ 気持ちが溢れていって

手遅れになる その前に

逢う度に キミに惹かれる

キミが放つ言葉 素直に聞き入れてしまうんだ

そんなところが 好きなボクの一面 


切れ長の瞳を細めて

するり するりと お酒を飲むキミ

だんだんと上気していく頬の色香が

ボクの心に微熱を宿す


キミは 黒羽二重の背筋を伸ばして

最後まで しゃんと乱れず努めを果たす

だからボクも

無言の美学に 敬意を表す


手風琴のピアソラが

風に乗って 遠くで響く 

迷わずに ボクも夢へと手を伸ばす

下馬評なんて 気にしない

兆しだけを求める


雨もキミも ボクは 嫉妬する

















2008 7 14



金星が西の空に瞬く夕刻

彼女は誰かを待っていた

涼風が髪を揺らして覗いた首筋

白く 白く 透き通るその肌に

いったい誰が触れるのだろう

手の届かない 宵の明星

嫉妬も出来ずに ただ立ちすくむ





※めぐちゃんへ











2008 7 12



羊は人の役に立つ為生まれた。

そういう事なのですか?
人は過ちを犯し。
罰を受ける替わりに懺悔する。

ワインは血でパンは肉。他文化を蛮とする。
愛を説くが、否定されれば首を撥ねる。

完璧なんて端から存在してはいない。

矛盾を解り合う事を少しでも考えられないのかという疑問。

元は同じ物語。

気付いてる筈。

解釈の違い。
解説の違い。
言語の違い。

みんな知ってる筈。

認めてよ。
いい加減で。
良い加減で。

加えて減らす。

バベルが始まりなら争う相手が違うでしょ。

長いモノに巻かれてるだけでしょ。

否定はしないし、私だって信じるモノ位あるよ。
だけど優先順位を決めるのは、あくまで自分自信。

生きてる私達の考え方ひとつ。

否定が有ろうが肯定が有ろうが。

いい加減で。
いいでしょう?

スピリチュアルもサイエンスも両方ありでも問題無いでしょう。

もっと一緒になって戦わなきゃいけない相手が居るでしょう?

守らなきゃいけないモノが。

死ぬ為に生きる?
生きてるから死んじゃうの。

死んだ先に何があるかなんて知らないし、興味も無い。

有るか無いか解らない事で現世を棒に振るなんてヤメテ。

悪い事ばかりじゃないのも知ってる。

だけど私達は何が悪いかを知ってる。

判断は己で決める。

それが正しいかは残念ながら他人が後から決める。

だけど間違いを指摘する際にも間違いを犯す訳で。
誰も正しいのかなんて知りもしない。

ただの物語。

法律だって変わる。
生活だって変わる。
信念だって、夢だって、目的だって、環境だって変わる。

アナタの物語だって長い年月で変わった筈。

変わらないのは私達は同じ人間って事。

歴史の一枚の歯車の刃。
物語を本来の一枚に戻そうよ。

歯車なりに力合わせてさ。















2008 7 8



契りなんて嘘くさい
永遠なんて有得ない
生きるなんて茶番劇
約束なんてのは厄束

言葉すら全てが喩え
直感は思い込み

誰かアタシに教えてよ
淑やかに聞いてやるわ
見抜いてやるわよ
真実と嘘を

ラベルが違うわ
レベルなんてもんじゃない

私が手に入れたつもりの事象は放り出すわ
手に入れたつもりの無いモノは必要と

アタシはただの憐れな存在なのですか

見ている群衆に問う勇気もなく
実は微かには有るのよ
高らかに願うわ
高々の真を

そしてアタシは全てを越えて
即ち失うのよ

もう既に答えなんか超越してくれるんじゃない?

悔恨なんてしないわ
そうやって今迄来たんだから

日盛りの午後は素粒子を創り上げるのよ













2008 7 3



二人で合わせるパズルには
最初から
一つずつピースが足りない

完成しないと知っていながら
私はそれを創り始める

先へ行けば往く程に
パストの森へ迷い込む

世界の森の中には
雨が降っているの?
それとも天から地へ
透明の血の涙を流すの?


遊びを生み出す天才達が
気まぐれ雨と鬼ごっこする

濡れずに辿り着けばヒーロー

誰も知らない秘密基地(ホームベース)まで


雨が通り過ぎた後の
霧も未だ乾かずに
煙ったような風情は別格

一幅の墨絵のよう


パズルのピースが足りた時
私は黒南風に志操する













2008 7 2



夏本番の一歩手前で吹く風が

一瞬の強い力で私の心をさらっていった

髪を直して

振り向いた時

思いもかけないキミへと

恋をしていた

キミが笑った

そうだね

今に生まれて良かった

キミとこうして出逢えたから













2008 6 20



公園の緑の中で空を見上げる

金色の犬

そよそよと吹く風に長い髪をなびかせて

嬉しそうだね

キラキラしてるね

「だって、また新しい朝がきたんだよ!」

無心の瞳が放つ光は

太陽よりも

ぼくには尊い

新しいものたちは

いつも眩しく

まっさらで

希望に満ちている

どこで区切りをつけようか

心に吊るす てるてるぼうず

あした天気になれ










2008 6 17



Clusters of sorrow
I feel
are closer to real happiness
than clusters of joy

Crowds of weak people
I feel
are closer to truth
than crowds of strong people

Ciusters of unhappiness
I feel
are closer to love
than clusters of happiness


喜びが集まったよりも
悲しみが集まった方が 
幸せに近い様な気がする

強いものが集まったよりも
弱いものが集まった方が
真実に近い様な気がする

幸せが集まったよりも
不幸せが集まった方が
愛に近い様な気がする








2008 6 10



その人は幾千の羨望を浴びながら
どこか苦しそうな微笑を見せた

光が強くなるほど
闇は濃くなる

闇の深さは
きっと誰にもわからない

木陰と明暗の差で
一瞬目がくらみ
闇に入ったかと錯覚する

太陽が照りつけるところと
木陰の影の間で

ざわめく音と無音の空間に
生命力あふれる季節感に
儚い夜を惜しむ











2008 6 9



夢には重さというものがある

目を覚ました瞬間
心にすっきりしないもの
生々しく反芻される
夢解きをする

困惑や逡巡があれば
救われたかも

見える現実
午前3時過ぎにまた会おう

氷の青さは変わらず
手の平で溶けるのを待ち続け
歪んだ唇を噛み締める


終焉を迎えた時
空しくも抗う事が出来ず
強い侮蔑もあり
羨望もあり
必死で縋り付こうとし
飽くことなく

そして

青さを妬む