Opera とマウ筋
Monday, 19. May 2008, 14:53:59
Opera を使ってる人は、頻度の差はあれ、ほとんどの人がマウスジェスチャを使っていると思う。マウスジェスチャはすごく便利なんで、初めて使ってみたときに気にいった人は多いんじゃないかと思う。
マウスジェスチャを初めて体験するアプリが何であるかは人によって様々だろうけど、自分の場合は IE コンポーネントブラウザの Sleipnir 1.42 だった。初めて使ったとき、戻る進むだけじゃなくて、いろんな操作をマウスだけで実行できると知って感動したものだった。
その後ファイラーとしてのエクスプローラや、色んなアプリでジェスチャが出来ないものかと思って検索していたときに出会ったのが「マウ筋」だった。マウ筋はいわゆる汎用マウスジェスチャソフトで、Windows 上で動くほぼ全てのアプリに対して柔軟にジェスチャを設定できる。特に、
点が素晴らしいと思った。
マウ筋のジェスチャ設定の基本は、アプリごとに決められたショートカットキーを送ることになる。なので、
となる。一旦マウ筋で何でもやらせようという思考になってしまった結果、自分はいつの間にかショートカットキーのカスタマイズが手軽に出来るアプリを選んで使うようになっていた。アプリによっては自前でジェスチャ可能なものも最近は多いが、そちらは使わずに、ことごとくマウ筋のジェスチャを使うようになっていった。
ブラウザでは Firefox とかも試してみたが、キーカスタマイズが面倒で続かなかった。そりゃオープンソースなんだから、やる気さえあれば何でもできるんだろうけど、自分にはそこまでの気力がなかった。Firefox の場合、keyconfig とか使うにしてもコマンドを script で記述する必要があるんで、そこが不勉強な自分にはネックだった。そこで出会ったのが Opera だった。
Opera 自体はかなり前から知ってて、インストールもしてたんだが、カスタマイズの方法が分からなかったり、検索しても情報が少なかったりで正直ほとんど使ってなかった。ただ、今思えば単に調べ方が足りなかったんだと思う。
最初に Opera で感動したのは、ボタンを簡単に作れること。しかも複数の内部アクションをつなぎ合わせて便利なボタンとしてツールバーのあちこちに自由に配置できるのはすごいと思った。Sleipnir でも 1.xx なら BCG コントロールバーを使ってるんで、かなり自由にカスタマイズ出来たけど、複数の内部アクションを連結させたボタンを作るというのは無理だったように思う。
その点 Opera は違った。自由自在に色んなアクションを作れた。しかもそれらのアクションが、ボタンだけではなく、右クリックメニュー、ショートカットキー、マウスジェスチャにも同様に適用できるのが素晴らしく、そのことに気づいた時はかなり感動した。ショートカットキーもすごく簡単にいじれるので、いつものように Opera のジェスチャは使わずに、もっぱらショートカットキーを定義してマウ筋からジェスチャする、といういつもの使い方をしていた。そこですぐに気づいたのが、
「Opera に対してはマウ筋が各クラスを判別してくれない」
ということだった。これについては Firefox でも同様に経験済みで、両ブラウザともおそらくクロスプラットフォームな作りをしている関係上、仕方がないんだろうと思っていた。ところが、Opera のジェスチャ設定の画面を見てみると、何やら Application とか Bookmark panel とか書いてある。これはもしかして、と思って確認してみたら、Opera のジェスチャはクラスごとに定義できるということに気がついた。しかもリンクに対してもジェスチャが定義できる。この時もすごく感動した。世界で初めてマウスジェスチャを実装したアプリであるのに、こんなに完成度の高い実装だったのかと。後発のブラウザでも、クラスごとにジェスチャを定義できるのはあんまりないように思う。すごい。
この時点で、上述した
というマウ筋の機能を、Opera も自前で実装していることが分かった。しかも 2 つ目に関しては、Opera 9.5 で Delay アクションが実装されたことにより、本当の意味で順番に実行できるようになった。この時点で右クリックを使用したジェスチャについては、Opera とマウ筋でほとんど違いがなくなった。
ということで、せっかくなんで Opera のジェスチャとマウ筋のジェスチャを併用することにした。具体的には、マウ筋にはタイムアウト機能というのがあって、マウスの右ボタンを押してから設定した時間(タイムアウト)内にジェスチャを開始しなかったり、ジェスチャの途中でもタイムアウトの分マウスを停止すれば、マウ筋がマウスの監視をやめて、マウスカーソル下のアプリにコントロールを返す、という機能だ。自分の場合、タイムアウトを 150ms に設定しているんで、
という風に使い分けることにした。とりあえず、Opera 側で適当なキーに Show popup menu,"Internal Window List" を割り当てて、マウ筋側で R+WheelDown にそのキーを割り当てた。これで、
という動作になった。マウ筋の設定はついでに、ホイール回転終了後にウィンドウリスト中央にマウスカーソルを移動するようにした。結構便利で、タブを大量に開いた時によく使っている。
えらく長文・乱文になってしまったけど、Opera のジェスチャだけじゃなく、汎用ジェスチャソフトを組み合わせるといろいろ便利になりそうだ、という話。マウ筋は UI がアレなんで設定が大変だけど、いったん設定してしまえばすごく便利なんでオススメ。自分は Excel とか色んなアプリに設定しまくって公私ともに使いまくりです。一度試してみては。
参考にマウ筋導入に役立ちそうなリンクを。
http://www.tokix.net/txt/MausujiGuide.html
http://f57.aaa.livedoor.jp/~atechs/pukiwiki.php?MouseGesture
マウスジェスチャを初めて体験するアプリが何であるかは人によって様々だろうけど、自分の場合は IE コンポーネントブラウザの Sleipnir 1.42 だった。初めて使ったとき、戻る進むだけじゃなくて、いろんな操作をマウスだけで実行できると知って感動したものだった。
その後ファイラーとしてのエクスプローラや、色んなアプリでジェスチャが出来ないものかと思って検索していたときに出会ったのが「マウ筋」だった。マウ筋はいわゆる汎用マウスジェスチャソフトで、Windows 上で動くほぼ全てのアプリに対して柔軟にジェスチャを設定できる。特に、
- アプリ内のクラスごとにジェスチャを設定できる
- 複数のアクションを順番に実行させることができる
点が素晴らしいと思った。
マウ筋のジェスチャ設定の基本は、アプリごとに決められたショートカットキーを送ることになる。なので、
- マウ筋を使っているうちに必然的にショートカットキーに詳しくなる
- 操作対象のアプリが、ショートカットキーのカスタマイズ可能かが重要
となる。一旦マウ筋で何でもやらせようという思考になってしまった結果、自分はいつの間にかショートカットキーのカスタマイズが手軽に出来るアプリを選んで使うようになっていた。アプリによっては自前でジェスチャ可能なものも最近は多いが、そちらは使わずに、ことごとくマウ筋のジェスチャを使うようになっていった。
ブラウザでは Firefox とかも試してみたが、キーカスタマイズが面倒で続かなかった。そりゃオープンソースなんだから、やる気さえあれば何でもできるんだろうけど、自分にはそこまでの気力がなかった。Firefox の場合、keyconfig とか使うにしてもコマンドを script で記述する必要があるんで、そこが不勉強な自分にはネックだった。そこで出会ったのが Opera だった。
Opera 自体はかなり前から知ってて、インストールもしてたんだが、カスタマイズの方法が分からなかったり、検索しても情報が少なかったりで正直ほとんど使ってなかった。ただ、今思えば単に調べ方が足りなかったんだと思う。
最初に Opera で感動したのは、ボタンを簡単に作れること。しかも複数の内部アクションをつなぎ合わせて便利なボタンとしてツールバーのあちこちに自由に配置できるのはすごいと思った。Sleipnir でも 1.xx なら BCG コントロールバーを使ってるんで、かなり自由にカスタマイズ出来たけど、複数の内部アクションを連結させたボタンを作るというのは無理だったように思う。
その点 Opera は違った。自由自在に色んなアクションを作れた。しかもそれらのアクションが、ボタンだけではなく、右クリックメニュー、ショートカットキー、マウスジェスチャにも同様に適用できるのが素晴らしく、そのことに気づいた時はかなり感動した。ショートカットキーもすごく簡単にいじれるので、いつものように Opera のジェスチャは使わずに、もっぱらショートカットキーを定義してマウ筋からジェスチャする、といういつもの使い方をしていた。そこですぐに気づいたのが、
「Opera に対してはマウ筋が各クラスを判別してくれない」
ということだった。これについては Firefox でも同様に経験済みで、両ブラウザともおそらくクロスプラットフォームな作りをしている関係上、仕方がないんだろうと思っていた。ところが、Opera のジェスチャ設定の画面を見てみると、何やら Application とか Bookmark panel とか書いてある。これはもしかして、と思って確認してみたら、Opera のジェスチャはクラスごとに定義できるということに気がついた。しかもリンクに対してもジェスチャが定義できる。この時もすごく感動した。世界で初めてマウスジェスチャを実装したアプリであるのに、こんなに完成度の高い実装だったのかと。後発のブラウザでも、クラスごとにジェスチャを定義できるのはあんまりないように思う。すごい。
この時点で、上述した
- アプリ内のクラスごとにジェスチャを設定できる
- 複数のアクションを順番に実行させることができる
というマウ筋の機能を、Opera も自前で実装していることが分かった。しかも 2 つ目に関しては、Opera 9.5 で Delay アクションが実装されたことにより、本当の意味で順番に実行できるようになった。この時点で右クリックを使用したジェスチャについては、Opera とマウ筋でほとんど違いがなくなった。
ということで、せっかくなんで Opera のジェスチャとマウ筋のジェスチャを併用することにした。具体的には、マウ筋にはタイムアウト機能というのがあって、マウスの右ボタンを押してから設定した時間(タイムアウト)内にジェスチャを開始しなかったり、ジェスチャの途中でもタイムアウトの分マウスを停止すれば、マウ筋がマウスの監視をやめて、マウスカーソル下のアプリにコントロールを返す、という機能だ。自分の場合、タイムアウトを 150ms に設定しているんで、
- マウス右ボタンを押してから 150ms 内にジェスチャを開始してそのままジェスチャ完了すればマウ筋のジェスチャ
- マウス右ボタンを押して、150ms 待ってからジェスチャすれば Opera のジェスチャ
という風に使い分けることにした。とりあえず、Opera 側で適当なキーに Show popup menu,"Internal Window List" を割り当てて、マウ筋側で R+WheelDown にそのキーを割り当てた。これで、
- マウス右ボタンを押してから150ms 内にホイールを下に回すとウィンドウリストを表示
- マウス右ボタンを押して、150ms 待ってからジェスチャすればタブ切替
という動作になった。マウ筋の設定はついでに、ホイール回転終了後にウィンドウリスト中央にマウスカーソルを移動するようにした。結構便利で、タブを大量に開いた時によく使っている。
えらく長文・乱文になってしまったけど、Opera のジェスチャだけじゃなく、汎用ジェスチャソフトを組み合わせるといろいろ便利になりそうだ、という話。マウ筋は UI がアレなんで設定が大変だけど、いったん設定してしまえばすごく便利なんでオススメ。自分は Excel とか色んなアプリに設定しまくって公私ともに使いまくりです。一度試してみては。
参考にマウ筋導入に役立ちそうなリンクを。
http://www.tokix.net/txt/MausujiGuide.html
http://f57.aaa.livedoor.jp/~atechs/pukiwiki.php?MouseGesture














