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菓子屋の男衆

フードプロデューサー 渡辺 幸弘

スイーツって・・・。

「スイーツ」が正しいのか「スゥィーツ」が正しいのか・・・
くらいで殴り合いの喧嘩をするのはやめてください。

ちなみに「スイーツ」の検索ヒット数72,800,000件、「スゥィーツ」は13,200件。

スイーツ「Sweets」なんてのは和製英語で通じません。
しかし日本ってのは、こういうところが凄いんだよね。
若者から業界のジィさん達まで「スイーツ、スイーツ」言ってるんだから。

今日も自動車修理工場に車検で車を持っていったら
爺さん
「ケッ!、スイーツ業界はどうなのよ?」
「ケッ、自動車業界は終わったな!」
発声する前にタンがからんでるらしい・・・。

俺的には、爺さんの足の方が心配だったが、
爺さんの口から「ケッ、スイーツ」言われたときにはさすがに泣いたね。

10kg痩せました

つか、ぜんぜん更新できないし。

忙しいのと、怒りまくってるのと、ダイエット。
これ3強ですね。
今回はリバウンドなさそうです。
何に怒りまくってるって、聞かないでください。
世の中に対してです。(45でまだそんな事を・・)

販売員さんや学生さんには優しいです。(つもりです)


販売員さん、220人応募あったですよぅよぅよぅ。
一生懸命な方13人決まりましたよ。
http://sweets-cafe.jp/
一生懸命な姿を見てるだけで涙が出てきます。

来年の3月以降少し落ち着いたらヴァンドゥーズの研修施設としても
運営しますので、ヴァンドゥ-ズの皆さん遊びに来てください。


熱い男衆達は、来ないでください。
邪魔ですから。

戦後まだ、車がそんなに無い時代に自転車にまたがって菓子を売り歩き、商売がうまく行かず借金返済分の金を全部砂糖につぎ込んだ「小田豊四郎」氏(故人:元六花亭創業者)は男の中の男だった。

何処だって最初は小さな店から創めるわけで、便利な機械もなければ手間をかけるしかないわけで、最初から大きな会社なんてのは無い。
あの時、あの人はどんな覚悟だったんだろうか。

タイトル変えました。

ふへへ。
タイトル変えちゃった。

まぁ、なんというかヴァンドゥーズは任せました:D
これからはオヤジの道、まっしぐらということでご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申しまくります。

信じられないかもしれませんが、6kg痩せましたよ。

べつにレコードダイエット(恥ずかしくて何を食ってるかなんか書けないし)してるわけでもなく、薬を飲んでいるわけでもなく、ただチョロチョロしてるだけ。あと6kg頑張りたいと思いまする~。
タイトルとは関係ないけどね・・・。


菓子屋の男衆とは何ぞや。

と申しますと、
切羽詰りながらも生き延びてる漢の事で、一歩間違えば大スターに成れると思いつつ、「チキショウメー!」と叫けびながら売れ残りを食べている人の事であり、他所が気になる一方で、いまだにエロ話になると汚いエクボを出す凄者です。

TVを見ても、新聞を読んでも、何処かの誰かに会っても世の中は綺麗事のインチキ野郎ばかりで、ゴミもろくに拾えないクズが「汚れてますね」とぬかしやがる一方で、昭和魂を持った菓子屋の男衆が、今、この世の中に必要かと思うのであります!エッヘン!
(なんじゃそれ)

菓子屋は朝早いんだぞ!
いえ、漢たちは皆が寝静まった頃にスット起きだし(睡眠が浅いのかと)
母ちゃんと喧嘩したことも、仕事場のイマイマシイ出来事も全て背中に背負って酒の抜けない体にムチを打ち、手すりにモタレながらも千鳥足で仕事場に向うのであります。
でも、おひさまが出てくると少し元気になってくるかな・・・。

なにかいい事あるのか知らないけれど、神棚に水をあげ、店の入り口にちゃんと盛り塩をする漢達の事です。


長雨

長雨が続いたので作物の状況が悪いらしいよ。
週明け農場・農園に行って調査と撮影。
ブルーベリーやラズベリーが傷んでなければいいんだけどね。

ヴァンドゥーズのビデオ

ヴァンドゥーズのビデオが届きました。金額は税抜き1万5千円です。
経営者さんには、それ以上の価値があるよ。とだけは言っておきます。
(つか、なきゃ駄目でしょ)

感想はというと、どうしても先に諸事情の方を想像してしまうわけで・・・。

また、休みを返上させてビデオ作成のために出勤しているヴァンドゥーズの皆さんの顔が浮かぶわけで。
無茶な厚化粧をさせ、脇で腹をかかえて笑っている皆の顔が浮かぶわけで・・・。
岩田さんとヴァンドゥーズの皆さん、お疲れ様でした。
次に札幌に来るときがあれば、あの化粧を是非:up:

美味しそうと思った時に食べられない。

お使い物は別として・・・


イートインってそもそも何?
「美味しそう」と思った時にその場で食べられることなんじゃないかな。


美味しそうと思った時、その場で食べられないから持ち帰って冷蔵庫に保存して「後で食べるの!」とか言って、忘れて、翌日になったら「あんまり食べたくなくなってきた」とか言いながらイヤイヤ食うわけですよ。んで「大したことないケーキだわ」とか言われる。

せっかくその時美味しそうと思わせたのに、イートインが無いから帰ってしまったでしょ。

ショーケースの前で食っちゃいけないんでしょ?食いたいのに。

僕なんかフガフガ言いながら食いたいけどね。迷惑だろうけど・・・。


本気でそれでいいわけ?とか思うのよ。

一般社団法人 ヴァンドゥーズ協会

7月1日にマンダリンでヴァンドゥーズ協会の発足の祝賀会があったようです。おめでとうございます!(僕は行けませんでした、すみません)

パティシエ・イナムラショウゾウの稻村省三氏が会長となり、本格的に、より専門的にヴァンドゥーズ(販売員)の育成を試みようということでしょう。販売員さんの横の繋がりも大切ですしね。
残念ながら北海道に支部はありませんが、いちを洋菓子協会が賛助会員となっております。

札幌の場合は、草の根的にご要望あれば売場に行って勉強会などを開催していますが、9月7日にヴァンドゥーズ講習会(基礎編)を開催する予定です。TVチャンピオンで優勝しまくったラッピング王の内田さんを講師として招きますので、後々札幌洋菓子協会のHPを参照してください。


それで、それで・・・しばし忙しくってこっちのブログ更新してませんでした。
札幌洋菓子協会のブログにもいろいろと書き込んでますので、こちらの方も宜しくお願いいたします。


10月に「さっぽろスイーツカフェ」をOPENします。
マンスリーで5店以上のケーキ屋さんの商品を出品していただくセレクト・カフェです。
ここは、ヴァンドゥーズの養成所みたいな意味合いもあり、製菓専門学校生や現役ヴァンドゥーズも現場で研修できるように考えていますよ!

とにかく販売員さんには、横の繋がりを持たせたいですよね。


あまりに

疲れ過ぎて夜9時半くらいに就寝。
両脇にワンコもお休み。「ぐー」いってた。

・・・・・

午前2時に起きる。

え。なんでさ。

もう、眠れない。
あー時間配分失敗。

TVショッピング見てみる。
なんかうるさい。
酒飲む気にもならない。


このまま仕事で、もっと疲労か。


今日も元気に気分はドナドナ♪ 

まいった。


気分転換

気分転換って最近無いなぁ。
どーしてみんな気分転換できるのさ。
次から次からどうしてこんなに仕事が増えるのか分からない。
それもオファーとかじゃなく、やらなきゃしょうがない提出書類ばっかり。
しかも月末の◎◎通信発行、講習会の打ち合わせ。
更には非常勤やってる学校の中間テストの問題集。
つか、これ期限20日以上超えてるんですけど・・。
HPも出来ていないし、あっちのHPも完成していないし
こっちのHPも更新していないし、そっちはもうちょっと待ってね状態。
知らない人からクレームくる始末。誰ですか?あなたは状態。
あとは監査報告書、公益法人の登記書類、これもすでに10日過ぎてるんですけど・・。
まだまだ!コンテストの出品票も作らなきゃだね。
300人超えそうですよぅよぅよ!よかったね。
北海道と札幌市に賞状頼まなきゃだしょ、筆耕も頼まなきゃだねぇ・・・。
技術講習会沢山入ってきそうだよ、頼むねみんな。
ヴァンドゥーズ勉強会もあったりするんだけど、話が途中から飛ぶようになってきた。


↑は全部本業じゃないですから。ほぼボランティアだよ。

こっちの本業はなんとか首の皮一枚。
本業失敗したら地球の裏側まで飛ばされて、アマゾン川下りですから。
小鳥たちやバンビや優しめの動物達との会話も飽きたしな・・・。


日仏商事のクレープ製造マシーンで再度独立したい。へへ
全てを忘れてクレープだけを作りたい。
ひたすら焼きまくって重ねたい。
誰かが近寄ってきたら「トレビアン!」と叫びたい。


だから、トッピングなんか無いっちゅーの!




こんな時は栗コーダーカルテットを聴こう。
CDもあるそうだぞ。
こりゃ40代半ばのオッサンが一番喜ぶCDだな。



パティスリー フィリア

久々に休みをとって、期日を越えてしまったホームページ作りに没頭。
『パティスリーフィリア』のHPね。(途中なのに公開したりして・・)

札幌市手稲区明日風の町に洋菓子屋さんがグランドOPENします!
渡邊俊一氏のお店です。

ひぇ~、本当は5月10日までに作らなきゃいけなかったんだけど、今日5月17日に
やっとCSSを組んで枠を作ったところ。はたして23日のOPENにまにあうのでしょうか!?

お花にハチドリ飛ばしてる場合じゃないんだけど、おめでたいからね・・・。
羽は丁寧に一枚一枚描きFlashでアニメーションを作成しました。
その他の画像は、少ないながらなんとか形にと・・・・
コンテンツはまったく出来ていないけど、1日3時間目標で、なんとか間に合わせようと思いますです。

授業をサボってすみません。

4月29日に非常勤の授業があるなんてことまったくもって知りませんでした。祭日だし。
でも当日午前11時に先生から「渡辺先生、今日授業なんですけど・・」と言われ、目が点。
固まってしまいました。パンツとシャツ姿だし。髪爆発してるし、薄いし。
鼻毛出てるし、目潤んでるし、老眼だし。
俺、授業をサボってしまった?

でも、前日ぶっ倒れたばかりで、痛いだの苦しいだの言い訳並べてとうとう
学校へは行きませんでした。
みんな、ごめんよー。(やる気もなかった)

ちゅーか授業のテキストも作ってなかったし。
(でも、マジでそれどころの体調じゃなかったのよ)

しかし、その後も僕にゴールデンウィークなんかあるわけがなく、
決算書作成と税理士さんへ書類の提出、総会資料作成、監査後の言い訳公文書作成、
そしてカフェ事業者への営業大作戦やHP作成などなど、
盛り沢山のスケジュールが待っているわけで、全部投げ出したくなりました。
根性なんか欲しくないと思った。

毎年5月ってばこうなんだけど、特に今年はここ20年間で一番ゲロ忙しい。

ベランダごしに大の字になって青い空なんか見つめてたりしてたんだよぅ。
働けど・・・働けど・・・・。

また入院するとこだった。

なんとか回復に向っています。

2日前にビートたけしとさんまと3人で川を渡るという、とても貴重でクダラナイ夢をみたのですが(いまどきこのふたりかよ)、ただ普通に渡るわけではなくシーソー100台並べてあって、それを走りながら渡るという素敵なルールであり、僕的には夢の中でも相当心拍数が上がっていたと思われ、シーソー30台くらい渡って目覚め、胸が苦しくのたうちまわってしまいました。(ちなみに、たけしとさんまは満面の笑みでピョンピョン渡っていました。 三途の川に彼等が居たのは不思議に思うのですが・・)

その日は、普通に仕事が出来たのですが、少し左肩に痛みを感じていました。

そして昨日、今度は5mくらいの蜂がでかいケツ揺らしながら僕が寝ている部屋を占領し、ケツから脂ぎった針を出したり引いたりしている夢を見ました。僕はそのでかいケツを這って通り抜けないと部屋から出られないわけで、時々羽をブーンと鳴らす度に心臓が止まりそうになるわけで・・・45歳の男の夢としてはどうなのかと

目が覚めると半年ぶりに狭心症スパスムの発作が起きてしまい
いつも持ち歩いているニトログリセリンを舌の裏にのせ5秒で回復させたりなんかしちゃったりしたわけで。

昨年入院した循環器科病院で「どうもどうも」言いながら点滴2本打って、エコー、CT、レントゲン、血液たっぷりとられ「入院したほうがいいでしょう」言われたのですが、「しばし通うからなんとか耐えられるだけの薬をおくれよ」と頼み、入院だけは避けられました。今は入院なんぞしている暇はなく、2社分の決算と来月の総会と新規事業立ち上げが待ってるわけで、「頑張りたいんです!」みたいなトンチンカンな事を言っていた記憶があったりなんかしちゃったりするわけで、よく覚えていません。

毎日水を2L以上飲みなさい!
脂っこいものは慎みなさい!
仕事もほどほどに、ちゃんと休む日を作りなさい!
薬はサボらず絶対に飲みなさい!
とっととタバコはやめなさい!
と命令され家に帰って随分長い時間寝てました。

はぁ、なんだかなぁ。。。

しかし、川を渡る夢ってのは悪いよ。悪すぎだな。
でも、さんまとたけしは生きてるわけで、新しい修羅場という意味だったのかなぁ
あの川を渡る自信はなかったけど、渡ったときは確実に昇天してたろうなぁ。

ケツから針ってのは、どういう意味やねん。




草薙クン逮捕。

酒飲んで、すっぽんぽんでワメキ散らして逮捕!

やるなぁ・・。
昔、すっぽんぽんで温泉のエレベーターに乗り、どの階で扉が開くかごっこをしたことがあるが
温泉側からは「出て行け!」で終わった。(ちなみに地上11階から降りて、1階でリターンし4階で開きましたが・・)

まぁ、大げさ過ぎだろう。
草薙君が芸能人であろうが、公人であろうが、影響力を持つ人間であろうが、国の大臣までTVに出て草薙を罵るのはやり過ぎだろう。
地デジのCMのイメージがあるのだろうが、許してあげれば、もっとイメージ上がるのに・・・。
一般人なら、一泊して出てこれるのに、騒ぎすぎ。

ジャニーズの子たちが毎日ひとりずつ交代で、スッポンポンになれば
集客につながるだろうにね。(なんの集客じゃ!)

ホステスから学ぶこと

最近、女性がサービスしてくれる飲屋さんには行ってないんだけどたまに行きたいと思う。
彼女達から学ぶべきことは沢山あるし、自分に合うお店がみつかれば楽しいものだから。

昔は一元客お断りのお店が多かったけど、ここ10年はそうではないという。

そこで、一元客にとって良いお店と、そうでないお店があるのだが、
これはカフェやBARなんか経営してるお店にも当てはまるから、ちょっと書こうと思う。

一元でお店に入るとそれなりに迎えてくれるのだが、常連客が来たとたんにテンションが上がるホステスたち。
意外と、そんなお店は多い。
それまでは、一元の自分に対して丁寧に応対してくれていたのだが、
常連がきたとたん「◎◎ちゃん、この前はありがとう」・・・「言うよねぇ~」
のようなラフな会話が始まる。

いろんなママ達に聞くと、「その会話に入ってこれないお客にも問題ありますよ、いつまで一元やってるの」
というママや「普通、一元さんは嫌がりますよね」と答えるママもいる。

残念ながら、すすきのには前者が多い。
不景気になると今まで売上の8割が常連であったものが、その常連も減り、新規である一元も定着していないらしいのだ。

京都ではエチケットやマナーの悪い客もいるから他の常連さんにご迷惑にならない様、なんの情報も無い一元を断わるお店が多いらしい。しかし、この不景気で手のひらを返して一元さんを歓迎しているらしいが、既に遅かったらしくバタバタとお店を閉めている。

銀座のママいわく、新規のお客というのは、はじめから「特別」を求めてお店に入るわけではなく、それなりに一元をわきまえているケースの方が多いらしい。ということは客の方が気を使っているわけで、一元のお客様側が常連の雰囲気に馴染めというのは、お客様を相手にする商売としては、「もってのほかです」と答えた。


常連がきた瞬間から華を咲かすお店は、なかなか新規のお客様は定着しにくいということだろう。
何処も一緒なんだね。







クレーム処理 ・・・・

最近またクレーム処理の問い合わせが多い。
なんだろう・・・謝り方を知りたいのかなぁ。

方法なんかない

「申し訳ありませんでした」と謝ること。

クレーマーにしても、本当のクレームにしても、ちゃんとお詫びすること。
腹立てたって、しょうがないね。

謝った後、どうすればいいか?って、ちゃんと謝らないとどうにもならない。
自分に謝る気持ちが無いのに何か別の言葉の切替しで解決するとでも思ったら、そりゃ間違いだね。
「クレームのお客様はチャンスです」というノウハウ本とかあるけど、お詫びする前にそんな事考えるべきじゃないね。
お詫びの作業にチャンスなんかやってこない。
お詫びの気持ちがなきゃ、その後の展開は無いんだ。
小手先の対応しちゃ駄目。

そんなに不安に思うこたぁない。

ヴァンドゥーズ(販売員さん)の仕事でよく相談を受けますが、
そんなに不安に思うことはないと思うよ。
というか、そんなに間違ったことはやっていないんだよ。ホント。
ただ、自分がどれだけ成長しているのか、後ろを振り返ってみても評価する基準が少ないために、普段の仕事が正しいものなのか間違っているのかが分からず、ちょっと不安なだけ。

気をきかせて普段やっていないことをやると、仲間の目が冷たく感じてしまい、「やらなきゃ」と思っていても出来ないとか、普段言葉に出来なかった接客トークを使うと、周りがクスクス笑うのが気になるとか・・・。

それは、なぜそれが大切なのかという自分なりの想いはあるんだけれど、理由をハッキリ言葉に出して言えないからなんだね。
わかっちゃいるけど一歩前に出ない状態。従業員や仲間の目が気に成るというのは、自信がないというだけなんだよ。
仲間達に捕って食われるわけじゃあるまいし、どうせ「キモイ」くらい言われてるんだろ!くらいの覚悟はしとけということ。
腹くくりたいんだけど、くくれない。「だって間違ってるかもしれないし・・・」

だから周りが余計に気に成る。恥ずかしいし、間違ってたら困るし。
失敗は最後まで失敗しないと駄目。失敗の途中で諦めてしまうと、いつも逃げ腰の人間になってしまうから。
堂々とやりゃいい。「あたしが、イイ!と言ってるんだからイイの!」くらいは必要だよ。
先輩になれば成るほど後輩の目が気に成る。しょうがないっちゃしょうがないんだけど、誰だって経験することだから・・・。
今は論理的に毎日の仕事ひとつひとつに理由を探してみることなんだよね。それが先輩の答え方なんだよ。
皆の見本になること。

なぜ、ショーケースの前に出て商品をお渡しするのか。
なぜ、パッキングの時に重量のバランスを考えて詰めるのか。
なぜ、両手を使って商品をお渡しするのか。
なぜ、一旦手を休めて丁寧な挨拶をするのか。
なぜ、一作業、一清掃が必要なのか・・・。
極端な話、なぜ笑顔でお迎えするのかって・・・。

それは必要だからじゃないんだよ。理由がなきゃ駄目。
「マニュアルに書いてあるから」なんて先輩が言っちゃ駄目なんだよ。

けっこう聞いてると間違ってはいない。自分が勝手に不安に思っているだけ。


可愛がられようとするのは本能


以前も使ったシナボーンときの写真。ダックスのほうはプリン4歳。パピヨンはミー4歳。

動物の子供も人間の子供もホントに、可愛い思う。
自分は子供が居ないからワンコを飼ってるんだけど、可愛くてしょうがない。
馬鹿親、いや、親バカだね。

なんで子供って可愛いのかというと、「可愛くないと生きていけないから」らしいよ。
野生じゃ親からも見放されてしまうらしいし、特に群れを作って集団行動する動物には
最初から可愛がられようとする本能が備わっているみたいだね。
単純な答えで申し訳ないんだけど、奥が深いと思ったねぇ。

人間もそうでしょ。可愛くないと嫌われる。
あ、少し意味が違うかな。容姿じゃない。
でも、人から好かれようと容姿を意識することは正解なんだよね。
中身とか言う人いるけど、それは当然だけど、普通簡単な出会いで中身まで理解する時間は無いわけですよ。
特に接客販売という仕事などでは・・・。

僕が言おうとするのは、「雰囲気」。
微妙な言葉だけど大事かな。
可愛がられる雰囲気を持っている人。


可愛がられようとしない人、出来ない人は、うまくいく事もうまくいかなくなる。
大人だって、経営者だって同じだよ。取引したくなくなるもの。成立しないんだなぁ。
損得ばかり気にしていたら部下が離れてしまい、誰からも相手にされなくなってしまう。人に好かれる為に生きるわけじゃないんだろうけど、人に好かれなきゃ辛い人生になっちゃう。(なんでもかんでもチヤホヤされればいいって訳じゃないよ)


僕がフードプロデューサーをしていた頃、いろんなオファーはあったけど、結局は繁盛店を目指すことができるかどうかに集約していたんだね。
売れるお店と繁盛店は違うよ。

繁盛とは、「人で賑わい栄える」こと。人気にならなきゃ繁盛とは言えない。
売れるお店とは、人気じゃなくても便利だったり、安かったりして売れてるお店のこと。


じゃ、どうして繁盛するかというと沢山の要因はあるんだけど、一番大切なのは繁盛するための人(仲間)が居るか否かなんだよね。

好かれる人が居るかどうかってこと。
好かれるために努力している人が居るか、可愛がられるために努力している人を育てているかってこと。


想像してごらんよ、シェフが怒鳴りちらしているお店。マダムと喧嘩しながらお菓子を作っているお店、ヴァンドゥーズが地声で「らっしゃい!」とかいう魚屋みたいなお店。ゴミが落ちていても知らぬ顔で壁に寄りかかっている店員。自分が作りたいケーキだけ作って、ショーケースに並べているお店。商品を切らしときながら「文句あるなら他行け!」のような顔をする店長。

好かれるわけがないよね。
そんなお店に幾らプロデュースを考えても長くは続かない。


容姿がよくたって暗い顔していたり、睨むような人じゃお話にならない。
美人だったり、可愛い顔をしていればいいってものでもない。
鮮度の悪い人からケーキを買ったら、消費期限前に痛みそうな気がする。
気分だけで腹壊すからね・・・。


この人からケーキを買いたいと思わせるのは、鮮度が高い人のことだね。
可愛がられようとする事程、前向きな行動は無いからね。

仲間にも上司にも愛される人は、お客様からも愛される。
生きるってことはさ、可愛がられるって事かもよ。大人になってもね・・・。

「嫌われてもいい」と思う人はヴァンドゥーズには向かないかも。


お菓子の奥の物語

ヴァンドゥーズは販売という作業をこなす仕事ではなく、お客様の「お菓子の奥の物語」に答えてあげる仕事。

ヴァンドゥーズの仕事は「接客」とか「販売」と言う人が居るんだけど、正解でもあるけど間違いなんだなぁ。
もっとね、なんというか高級な仕事なんですよ。見た目の作業で捉えたら「接客」だけど、来店されるお客様のほとんどは「誰かに喜ばれたくてケーキを購入」するって事。
それを気づいて答えてあげる仕事。


お客様は、なぜケーキやお菓子を購入するのか。
販売後にお客様はどのようにして誰と召し上がってくれるのかを、想像できた上で接客する事なんだよね。
当てろ!って話じゃないよ。「誰と食べんのさ?」なんて聞いちゃ駄目だよ。ちょっと想像するだけでいい。
こればっかりは経験がものを言うところなんだけど、経験が無くてもセンス(気づき)があれば答えてあげられるかもしれない。
友人関係でも「分かってはあげられないけど、分かってあげよう」と想うことって大事でしょ。正解を急ぐことを目的としているわけじゃないんだな。「ありがとう」って見返りを期待する仕事でもない。

「販売後」っていうのはさ、お客様がどういう目的で「ケーキ」を使用されるのかってことだよ。


もしかしたら、今までやっていた接客は「お客様自身が召し上がる」為の応対しかしていないかもしれないよね。
それも必要なんだけど、それだけじゃ、いつまでたってもお客様には伝わらないと思うよ。
「美味しいものは誰かに伝えたい」ってのは本能だもの。
そりゃ、まず先に自分だけで食べてみなきゃ「お使いもの」として使えるか分からないから、そういう対応も必要なんだけど、お客様は、ショーケースのケーキを見ながら「きっと喜んでくれるかも!」なんて考えてる事の方が多いんじゃないかな。
誰に?


たとえば、
彼氏のお母さんに会わなきゃいけなくなったときとかさ、お使い物としてケーキを選ぶとするじゃんか。
普段はどんなお客様にも全ての商品を推奨できているんだけど、彼氏のお母さんへの「お使い物」となると、選ばない?
小ズルイ奴だと思うけど、そんなものだよね。

「確か、お母さんはバターの匂いのキツイのは苦手とか言ってたかなぁ・・・、チョコ系4種類はキツイかなぁ・・・、ムース系も苦手とか・・」

これがヴァンドゥーズの本当の仕事なんですよー。
相手の要求を考えてあげ、答えてあげる。
そう考えてあげないと「なんて気が付かない娘なの・・・息子に何も聞いてないのかしら」なんて思われるかもしれないよね。
お母さんへの接客を、全てのお客様にしてあげればいい。


普段来店されているお客様も、誰かに喜ばれたいと思って来てるって事だよね。
お客様はケーキを購入する事によって、誰かに喜ばれるなら、喜ばれる為の接客が必要なんじゃないかな。

最初は沢山想像すること。
そのうち本当に聞きたくなるよね。
失礼にならない聞き方ってどんな方法があるか考える。
そうやってヴァンドゥーズは成長していくのかもね。


今までは、「お決まりになったらお申し付けください」と言ってたでしょ。
お客様はさ「なに、ちょっと!勝手に自分の都合でケーキにワケのわからない名前を付けて、客に選べと言うの?」って思ってたんだよ。きっとそうさ。

繁盛しない原因だよね。人気店にならない原因。人が集まらない理由、好かれない理由だと思うよ。
嫌いじゃないけど、ただのケーキ屋さん。

昔、学校で人気者っていたでしょ。どうして人気者になれたのか分析してみると分かるかも。
優しかったのか、明るかったのか、楽しい人だったのか、気配り、思慮・配慮が出来ていたのか・・・
それと同じだよね。
マニュアルやセールストークは単なる物売りなんだよね。
でも、ヴァンドゥーズは違う。


商品だって、ただ覚えればいいってわけじゃない。
お菓子の名前をスラスラ言えても、特徴を言えても相手が喜ばなきゃ意味がないよね。
お菓子を知らなきゃいけない理由はさ、なにもお客様の前で知識をひけらかすためじゃないんだよね。


「この◎◎というお菓子なら、甘さも抑えておりますので喜ばれると思います」

「はい、素材も◎◎を使用していまして、更に◎◎によって軽く仕上げておりますので・・・」


たった、これだけの言葉が出てくるだけでも、本当は全ての商品を覚えなきゃ出てこない。
覚えた知識をどう使うかなんだよね。
ジェノワーズがどうのビュスキュイがどうのムースがどうのじゃないんだよ。
高級チョコがどうのでもない。


「お菓子の奥の物語」

ささやかなプレゼントかもしれない
子供の大切なお誕生日なのかもしれない。
3年も浪人して苦労して苦労して合格したお祝いなのかもしれない。
治らないとされていた病気の全快祝いなのかもしれない。
5年ぶりに彼女が出来た嬉しさのあまり、6個も8個も購入してるのかもしれない。
なにもしてあげられなかった妻のため、せめてもの誕生日のお祝いなのかもしれない。
お父さんへ定年退職のお祝いなのかもしれない。
後輩が失恋したので、ケーキづけなのかもしれない。
数年ぶりに会う大切な人のためなのかもしれない。


お客様は、それ等を言えないんだけど、とっても大切な想いをもって来店しているのかもしれないんだよね。
ヴァンドゥーズはコンシェルジュじゃないけどさ、
でもコンシェルジュに要求される事は、全てヴァンドゥーズにも要求されるんだ。
菓子屋は、菓子を売るだけじゃないからね。
作り物じゃなく自然にそれが出来たらいいんじゃないかな。

自社製品のお菓子ってのは人格みたいなものが・・・・

ポピュラーな商品は売れるんだよ。
ロールケーキとかさ、プリンとかさ、シュークリームとかね。
だから製造側も沢山作ろうとする。
売上構成比でも上位を占め、定番・売れ筋商品になっていく。

でも、お店側がそれに依存し始めた時は危機だね。
「何処どこのロールケーキは美味しいってよ」
今はイイんですけどね・・・。

物あまり時代に家電製品が売れなくなってから、必要の無い機能を付けたり、ブランド力をPRしてバカスカ売りまくった80代みたいなもので、芸がない。芸と技は違うからね。自社製品の様であって自社製品のようには見えない。
昔からの電化製品で、僕が最も印象深いのは「ソニーのウォークマン」だったけど、それ以外はほとんど印象にない。
今はイイ。
でも結局、時間が経つと忘れられてしまう。
ポピュラーなものは売れるから皆作ろうとする。
でも、時間が経つと忘れられてしまうんだ。
「ここのお店は何が美味しかったんだっけ?」こうなってしまう。
売れるから作ろうとする。だから依存になる。


六花亭のマルセーや石屋の恋人、柳月の三方六、ロイズの生チョコってのは誰が見ても自社製品。
ダロワイヨのオペラだってそう。アンジェリーナのモンブラン。
ペコちゃんのミルキー、グリコの300m、カルビーのかっぱえびせん。


ポピュラーなんだけど自社製品として確立してるんだよね。
とっても印象深いんだよ。
商品の柱ってのはこういう意味で、ロールケーキが売れてるからって「うちの柱」みたいな売上構成比とかの意味じゃないんだよ。
それに依存するのではなく、自社製品の開発をしていかなきゃなんだよね。


お客さんは難しい商品を目的買いすることはあまり無いんだけれど、お店側が「これで勝負したい」という意思がお店に反映していれば、お客にはちゃんと伝わるでしょう。
ほんとに伝わるってば。
それを構成比の上位に持っていければいいということ。


焦らず子供を育てる様に時間をかけて成長させ(信用)ていかないと、「可愛いけど、馬鹿っぽいアイドル」の一発屋で終わってしまいかねないんだよね。
自分のお店なんだから、その時よければいいや!なんてことは無いでしょ。


自社製品で有名になったお菓子ってのは立派な人格みたいなものを持っているんだと思うよ。