新しいブラウザの登場と蚊帳の外の俺
Thursday, 4. September 2008, 08:51:33
知っているといっても使うつもりもなければ使える環境も無いので噂話だけを斜め読みしているだけなのだが、いくらか気になる話題が有ったので門外漢ながら少しだけ口を鋏んでみたいと思う。
まずIE8だが、これはいくつかのブログやレビューを斜め読みした印象では案外使えそうな感じがしたのだがどうなんだろう? モダンブラウザとしての必要条件を備えているとしたらお得意の自動アップデートとPCへのバンドル販売によってかなりのシェアを盛り返す事ができるのかもしれない。IE8に関しては以上。
次に Google Chrome とやらだが、これはまだ最初のベータリリースが昨日との事であるが、my.opera コミュニティも含めてこの話題ばかりが目に付くほどの衝撃を与えているように見える。そして、なんと Opera の社長までが即日ブログで反応しているのである…。一番大きな要素はベータとは言え既に他の競合するブラウザよりも遥かに高い性能 (つまり処理速度が速い) を持つらしいという事だろう。これが本当なら業界に与えるショックは相当のものである事は間違いない。グーグルの人気のサービスがその性能を前提にして作られるとしたら他のブラウザの立場は相当危ういものになるかもしれない。とはいえ、まだベータ。利用できる環境も極一部だ。慌てる必要は無い。
蚊帳の外の俺にはパフォーマンスなど実際は全く興味が無い。それよりも気になる点は、「各ページが別プロセスで動いているから云々」という部分だ。これ、「あるページがロックしても他のページに影響が無い云々…」等とも書かれているのだが、これは本質ではないと俺は考える。ここでいう「プロセス」とは、プラットホーム (この場合はWindows) におけるプログラムのひとつの実行単位の事だ。だが、ウェブブラウザにおけるウェブコンテンツを処理する実行単位はブラウザ上のエンジンにあるのだ。たしかに Windows のタスクマネージャから固まったページだけを Kill できれば実際に便利に感じるかもしれない。しかし、本来そのようなタスク管理システムはブラウザに載っていてしかるべきものである。
例えば、9.2x 以前の Opera ではその辺りの作りに問題が有ってあるページがロックすると Opera全体の操作が出来なくなってしまっていたのだが、9.5x 以降の Opera ではこの辺りが少々改善されている事は少し前の投稿に書いた通りである。ただし、Opera にも見ならうべき点は有る。google chrome にはタスクマネージャのようなものが内蔵されているようで、ページの動作が不審な時にその様子を見たり実行を制御する事ができるいようになっているのだ。この機能は特に 9.2x 以前の Opera で問題が起きた時に是非とも欲しいと感じた機能であり、その事はかなり前のこのブログにも書いているはずだ。
しかし、詳しくはないが、google chrome のタスクマネージャは Windows のタスクマネージャとなんら変らないようである。これではなんの役にも立たないだろう。というか chrome の各ページが Windows のプロセスならばそれでもいいのだが、それなら Windows のタスクマネージャでじゅうぶんではないか…。本来、ブラウザのタスクマネージャはウェブブラウザの各種エンジンのリソースを表示したり、実行を制御できなければならないはずである。ウェブブラウザに限らないが、大規模なソフトウェアの多くはオペレーティングシステムと同じような要素を自身に持っている事が多いのだ。そしてプラットホームがリアルタイムモニタだったり特にOSの存在しないという事も有りうるのだ。ただしこの感想は google chrome の本質とはおそらくあまり関係無いのだと思う。判り易い利点として説明したと言うだけで、本来は既存の OS 上でウェブアプリケーションを単体で実行するための仕組みというような別の思惑があるのだろう。
Opera の場合は、ウィジェットにしてもそうだが、Opera 自身がプラットホーム…というかつてちょっとだけブームになった ウェブOS/インターネットPC? のようなやり方を今度も続けるようなので、それならばOSに有って当然の機能としてウェブOSタスクマネージャのような機能を追加してほしいと思う。また、Opera の場合、インターネットスイートという形式になっている点ではウェブコンテンツ用のエンジンの他にも Opera Mail のリソースもそれに含める必要が有る。実装の仕方はどんな形でも良い。






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