猿さえいなかった
Wednesday, 8. November 2006, 21:29:18
元気か~~~~い?
オラ、相変わらず元気で~~~す!」
と大声を出しても誰からも文句を言われないパーキング・エリアで~す。
なぜかと言うと

誰もいないからで~す!
もしかして大分自動車道は昨日に引き続き今朝も通行止めかぁ~?
それなら、何でオラ達ここにいるの?
15分前湯布院インターで乗っけど、前も後ろも反対車線にも車どころか猿さえいないぞ~!
確かに「何があるかわからないから、ちょっと早めに行こう」とおやじどんが言って、湯布院を出たのは朝6時だったがそれにしても、一台の車もいない高速道路を走るのはちょっと不安だなぁ。
湯布院インターから日田インターまで不安の連続でした。雨が振りそうで振らない、車がありそうでない。
いた!後ろから来たドイツ製のシルバーのスポーツカーがロケットのように追い越して、オラ達の不安と共にアッというま走り去った。
その代わりに鳥栖ジャンクションから長崎自動車道の東そのぎまでそして川棚町の大崎半島まで、7月19日の朝から付き合いしてくれてる雨が戻ってずーーーっと降ってくれました。
川棚町でお昼の材料を買うため道端の産直に入ったとたん後ろから「プップー!プップー!」とクラクションを鳴らしながらちっこい車に追いかけられた。「どうして?なにした?どうして、どうして?」とうちのマダァ~ムが驚いて停止した。
後ろから追いかけてきたワックスを一度もかけられたことのないような大正時代のちっこい車から一人の「人生の大先輩」の方が降りてうちのマダァ~ムに近づいて「驚かせてすまん。お宅のナンバーを見て思わずクラクションを鳴らしちゃった。ごめん!わし、岡崎の出なんだけど、こっちに来て40年近くになるでねぇ、あんまりにも久しぶりに三河ナンバーを見たもんで懐かしくてねぇ、悪かったねぇ。」優しいさで溢れとるうちのマダァ~ムがこの三河弁に連れられて、10分以上しゃべった。
途中、うちのおやじどんはこの三河弁についていけなくって、お昼のフォーに入れる長ネギと大葉を買いに行った。オラも、このコテコテの三河弁についていけなくって、ダッシューボードで座ったまま降ってる雨の粒を一つづつ数えてた。数千粒の後、おやじどんが長ネギの束を持って返ってきた。
そこから数え直して数百粒の後、でっか~いスイカ一個を持って泣いているダァ~ムが戻ってきた。「これ、持ってけ。いいから持ってけ」と言われてどうしても断れなかった。涙が出たよ。ここまで来て地元の人、しかもめちゃめちゃいい人に逢えるなんて!
産直の駐車場から出たとき、オラが後ろ振り向いたとき、一昔前の人が雨に打たれて一人で寂しく立っていた。オラも何だか切ないな気持ちで涙を流しました。
今思うと、涙を流すくらいなら傘を差し上げればよかったかなぁ~。

でもやっぱり、スイカって、嬉しいなぁ~。
TPOと人の気持ちを分からないうちのおやじどんは「ほらね!相模ナンバーより三河ナンバーのほうがいいと言ったでしょう!」と喜んでた。相模ナンバーに変えることを反対したおやじどんは自慢げな顔をしていた。
車のナンバーは「コルシカ も・117」がいいなぁと思う くまどん より。










